新譜!(20191005練習日記)
こんばんは。
今日は、まずボルト組曲の最終曲の譜面が配られました。
毎度のことながら、新しい譜面が来るとワクワク感と共にうまく出来るかと言う不安で
まあ色々と思うところであります。
今日の練習では、ボルト組曲を練習したのですが、今回は曲の背景を少し。
この曲はV.スミルノフの台本に基づいて1930−1931年の間に作曲されました。
その台本の要約ですが、
「ある工場が、新たな作業場の開設準備を進めている。怠惰と飲酒のために
解雇されたレンカ・グルバはその復讐を企てているが、そんな中で若い見習労働者
ゴシュカが、ボルトを機械の中に差し込んで事故を起こしてしまう。しかし守衛は
レンカによって告発された若い共産主義者のボリスを逮捕する。
何が起こったかを直ちに悟ったゴシュカは自らの罪を後悔して告白する。
ボリスは釈放されるが、ならず者のレンカはその正体を暴かれ、逮捕される。
ちょうどその時、労働者と赤軍の兵士たちが到着、演奏会が催される・・・。」
と言った内容です。なお、曲名の「ボルト」は言うまでもなく「ネジ」のことです。
内容はソビエト連邦の工業化政策推進に絡む官僚主義の俗物を風刺したもので、
公演はただの一回だけ、楽譜も近年まで出版されていなかったそうです。
また、このボルト組曲には3つの版があると言われています。
1)オリジナル全曲版
2)1931年に発表された組曲版(8曲)
3)1934年に発表された組曲版(6曲)
さて、当日はどの版で演奏するのか、乞うご期待。
今日は曲がりクラのFがお送りいたしました。
当団では、バスクラリネットを急募しております。興味のある方、よろしくお願いします。
#今は、代吹きでバスクラリネットを吹いていますが、当日はコントラバスクラリネットを
吹く予定ですので・・・。
0コメント